保護猫ボランティア、本格稼働を開始しました。
初となるご依頼主は90代の姉妹Hさんのお宅。
外猫にエサをあげているうちに、猫がどんどん増えてしまったのだそう。
ご自身では動けないけれど、せめてメスだけでも避妊手術をしたいとのことで、ご依頼があり、お手伝いに行ってきました。
夕方捕獲オリを仕掛けて…
入ったところを翌日病院に連れていく作戦。
しかし、こんな警戒するモノには近づかないだろうな~なんて思ったのですが、
かかったんですね~!!
まさか、仕掛けて2時間後くらいに、Hさんからお電話がありました。
だけど残念なことに…オス!!
狙っていたメス3匹は表れすらしませんでした💦(さすが、メスは賢いんですよね)
でも、オスでも去勢手術をしてほしいとのご希望だったため、出動となりました。
手術をしてくれる動物病院までは車で1時間ほど。
本当は近場にも病院はあるのですが、費用が高い!
安い場所となると、その距離にしかありませんでした。
私は車を運転できないので(情けない)、搬送ボランティアのドライバーさんと一緒に出動。
そして、到着後は…さすがその道のプロ!手慣れたもんです。
Hさん宅にうかがったときは予約時間もあるので慌てていきましたが、到着してほっとした状態で顔を見ると、外猫だけどキレイな、可愛い男の子じゃないですか~✨
こんな顔して。
オリを持ち上げるときは少し暴れたり鳴いたりしてましたが、道中でも心配になるくらい大人しい猫さんでした。
怖かっただろうに…偉いもんです。
病院のケージに入るのもスルッと。
これで明日またお迎えに来るだけです。
そう、書いてみるとそうでもないんですが、実際には捕獲オリを用意したり、万が一に備えてタオルやペットシーツを何枚も用意したり、そして車をずっと運転していただいたり…結構な労力と手間と、そしてお金もかかります。
だから、高齢の方にはちょっと負担が大きいのですよね。
けれども、「不妊なんて可愛そう」「お金をかけたくない」という理由で手術をしない高齢者が多い中、今回のご依頼主Hさんはちゃんと増えないよう手術を決意してくれたことは本当に嬉しいことでした。
また、外猫にエサをやるなら、決まった時間にやってあとは片づける、猫トイレを数個設置するというルールも徹底してもらえるそうで、有難い限りです。
なんて、締めモードになっていしまいましたが、本命のメス3匹はまだ手付かず。
時間もお金もかかります。草の根活動です。
が、どんなに市民から行政に働きかけても市は動かないなら、市民が頑張るしかない!猫を悪者にしてはいけない!と思いで…地道に頑張っていきたいと思います。
…っていう活動。
こういう活動をしている人は、多分ものっそいたくさんいて自分の仕事や生活を削っている人も少なくないと思うんですが(# ゚Д゚)
市役所は、県は、国は分かってるんでしょうかね!
見てたらちゃんと助成金くれよ!とっとと法律改正して猫の登録制度や責任持って飼える制度をつくってくれよ!!
いつまでもボランティアに任せてるんじゃないよ(# ゚Д゚)
という悪態をついて協力要請をして本日は終了とさせていただきます~。