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協力している保護猫ボランティア団体と、関係する方々との話し合いの場に行ってきました。
参加させてもらって思ったことは、”自分の常識が他の方にとっては「非常識・想定外」”ということ。
そしてそれが問題解決の妨げになってるのかもということ。
…当たり前ですかね(笑)
具体的には、保護猫活動をしている私たちにとって常識のTNR活動・地域猫のこと。
TNRとは、
Trap:捕獲
Neuter:不妊手術
Release:(元いた場所に)放す
のこと。
不妊手術をしたら、猫が増えることはありません。
一代限りの命を地域で面倒をみて、徐々に外猫の頭数を減らしていこうという取り組みです。
猫好きにも、猫で困ってる人も最善策じゃないですか!?
しかァし!!
「とにかく、目の前に猫がいることがいやなんじゃ!
とっとと処分しておくれ!」
という人が一定数いるのだそうです。
よくよく聞いてみると、TNR・地域猫という概念がない・知らないという方がそう言っているパターンが多いそう。
そもそも「地域猫」なんて概念がない。
猫の寿命を知らない。
猫の避妊去勢手術があることすら知らない・必要性を感じてない。
つまり、イメージで「猫=処分」と決めてる人が多いとか。
それってとってももったいないですよね?
私は猫を飼っているし、ボランティアのお手伝いまでするほどなので、「TNR・地域猫」は当然のことと思ってましたが…
知らない人もまだまだいるんだな~!と思いました。
自分の常識を常識として思っているから、思わぬ落とし穴があったり、噛み合わなかったりして、解決につながらないこともあるのかもしれません。
「そうか~、地域猫って知られてなかったか~」という軽い失望・無力感を感じた一方で、ちょっと希望も感じました。
だって、知らないなら知ってもらえばいいだけだから。
「TNR・地域猫」という存在・解決策をもっと広く知ってもらって、お互いに歩み寄って解決できるんじゃないかなという、ち~いさな希望を感じました。
ま、知ってもらうためにはボランティアだけの力だけではダメで、地域や行政で協働してかないとスムーズに運ばないのですけどね!
でも、今日の会議含め、ちょっとずつボランティアだけじゃなく、地域や行政の動きも感じられるようになってきました。
ぼつぼつと今後も続けていこうという勇気のような、やる気のようなものをいただける会議でした。
どうか、このままボランティア・地域・行政の三者協働で加速していって、誰一人・誰一匹涙を流すことなく、地域の猫問題が解決していきますように!
ただただ、そう思います。
三者協働で何かをしようとするヒトビト。
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三者協働というよりも、三者三様という感じです( ´艸`)