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テレビでまだまだ台風被害について報道がされていますが、街中を歩いてみると、ますます被害を実感しました。
まず、外に出ると感じる異臭。
消毒の匂いでしょうか、嗅いだことのない化学的な匂いがしました。
千曲市役所前。
この泥だらけの道は、浸水の跡ですよね。
水につかった家具や家電が山積みになってました。うーん、テレビで見るのと実際に目の前にするのは違う…。
2011年3月11日の東日本大震災は、私は日本にいなかったので「災害」に関する実感があまりないというか遠い世界だったのですが…今回は身近で災害を感じました。
そんな中でも日常生活は止まりません。
TNR(猫の捕獲・手術・リリース)の依頼を受けて、捕獲オリのお届けに行きました。使い方をご説明したところで、実際にもう仕掛けようということで、缶詰めをセットして猫ちゃんのいそうなところに設置。
あ~!早速かかってる~~!アレ?それなのに、扉が閉まらない?
…
え?
別の猫もかかってる?
もう、ターゲットの猫以外にもワラワラとかかりそうになってました^^;みんな踏板に触れないように、そ~っとエサだけ頂戴していました。
これじゃ、扉閉まるはずないよ!!
「今日はとりあえず撤収しましょうか~・・・」
と言ったところで、ニイニイというか細い声が…。
ニイニイ…
ピイピイ…
???????
もしかして…
ああ~、子猫、生まれちゃってる!!!
しかも、キジトラちゃんは猫風邪でしょうか?
目やにでぐっしょり…
でも、このキジトラちゃん、なんとか目は見えているようで、私たち人間の足にまとわりついてきて、「連れてって」と言っているかのように離れなかったのです(´;ω;`)ウッ…10分ほど、じーっと迷いましたが、連れ帰るのは止めました。
そもそも、この猫たちは今回のTNRターゲットではなかったんです。
可哀そうで連れ帰ったり、ターゲットでない猫までも対象を広げていたら、とてもじゃないけれど金銭的にも時間的にも足りません。(そのくらい、猫が次から次への出てくるエリアなんです!)
それにもし、このキジトラを連れ帰ったら母猫が警戒してどこかへ行ってしまうかもしれないし。。。
子猫だけ連れ帰って大人猫は見捨てていくのも心苦しいし…
「あのままりんごさん、子猫持ち帰ると思ったよ」
後から、一緒にTNRの応援に行ったY田さんに言われました。
ええ、ほんとは、すごく迷っていました。
でも、とりあえず、何もしないでおこう。
心を鬼にするというのか、ヤなヤツになるというか…そんな状態で帰宅し、これを書いてます。
明日、今日見た猫たちのことを忘れられたら忘れられたで、自分薄情だな~と思うし、明日もくよくよ考えていたらいたで、ざらりとしたものを残したまま時間を過ごすことになります。
何が正解なのか、分かりません。
TNR活動をされてきた先輩方はこういうときどうされていたんだろう?
どうすれば良いのだろうと、考えてしまいます。
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