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「猫飼ってると子どもできないよ」←(゚Д゚)ハァ?
もう10年も前ですが、独身時代や新婚時代にインドネシアの知人たちから「猫飼ってると子どもできないよー」とか言われました。
鯛ちゃん「鯛は…猫の子どもですタイ?」
そういえば、昔日本の老人たちでもそういう人いましたよね、「妊娠したなら猫は捨てろ」とか言うアホが。(すいません、アツくなってしまった!)
もともと子ども産む予定なかったので「どーでもいいや。オレは猫捨てるヤツは知らん」というスタンスだったのですが、いざ妊婦になると、ま~~~だそういう情報がちらほら入ってきまして…
妊婦向け雑誌などで「猫カフェの猫や飼い猫ではない猫に触ったり、新しく猫を飼うのはNG」という文言がね、あったのですよ。
え~、それじゃ猫の不妊手術ボランティアとか猫捕獲もできないの???
このモフモフ軍団にも会えないの~~~???
そんなことある???と思い、通っている産婦人科の先生に聞いてみました。
猫捕獲などボランティアは続けてもいい?産婦人科の先生に聞きました
答えは…「トキソプラズマの心配ってことだねー。いまは猫より、ユッケとか生肉食べることで感染するケースの方が多いんだけど…」と前置きした上で教えてくれました。
まず、トキソプラズマとは…
妊娠中に初めて感染すると、流産や死産、胎児の脳や目に障害をきたす先天性トキソプラズマ症を引き起こすリスクがある菌のこと。
外を出入りしている猫さんだと菌をもっている可能性があるそうで、感染経路はほとんどが経口感染だそうです。
ということで「猫ボランティアを続けられるなら、とにかく手洗いを欠かさないこと」を言われました。
そして、こうもおっしゃってました。
「日本は妊婦さんに対してスポーツとか食べてはいけないものとか神経質になりすぎてるとこあるんですよねー。欧米では妊婦でもフルマラソン完走したとかありますもんねえ~(中略)…でもま、とにかく猫に限らず妊娠期間中絶対安心ということはないです。なので、今回の質問に対しては外の猫と触れるなとは言わないけれど、手洗いをしっかりして経口感染に気を付けてくださいね」。
うん、まあ、猫手術や捕獲して、手も洗わず何か食べることなんてないもんねー。
とりあえず、自己責任でボランティアは続けられそう。ひと安心しました。
ちなみに、猫を腹に乗せることは大丈夫だそうです(笑)
あんこ「よかったァ~Zzzzz.....」
もなか「寒い時期はみんなでくっついて眠りたいもな~Zzzzz.....」
腹に乗せるのはいいそうです、ただ重いだけ。
でも、「一度に11㎏以上の荷物を持つと早産の可能性が高まるという研究結果はありますよ」ということは言われました。(この先生、すっごい海外の論文とか研究を読んでるなァ…)
もなか「りんごちゃんはもな1匹しか抱っこできないもなよ~。あんこはもっとやせるべきもな~」
2匹別々に持ち上げるから大丈夫だよ!というか、2匹一緒=16Kgなんて非力なわたしゃ持ち上げられないわよう。
あとさ、あんこだけがデブという設定のようだけど、もなも結構な肥満黄色信号だからね…。
それにしても。
インドネシア人や昔の人たちが「妊娠したら、妊娠したい人は猫はNG」という理由はトキソプラズマ所以のことだったのですね~。
それが曲解されて「猫飼うと子どもできない」なんて都市伝説になっていったのかな…。うーん、誤解を解きたい💦
まあね、妊娠期間に絶対安全はない。だから妊婦さんは外の猫と触れ合わない方がいいというのはわからないでもないです。
だけど、私は猫ボランティアは続けます!
そしてそして、「妊娠したからって猫捨てるのとか絶対やめてくれよ~」というのは声を大にして言いたいです!