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地域の大規模不妊手術が終わったので、そのことを書こうと思ったら、ちょっと事件発生したので、「子猫を拾ったら?自分で飼えない場合はどうする?」の記事にしました^^;
猫は春と秋の2回、暖冬の昨今では1年に3回繁殖シーズンがあると言われます。
通常は子猫を見かけると微笑ましいと感じる方が多いと思いますが、猫ボランティアに携わっていると、子猫がその辺にいるなんて恐ろしいことと思ってしまう^^;
というのも、子猫がいる=繁殖できる環境にある=半年~1年であっという間に猫だらけになってしまう恐れがあるのですから!
不妊化手術を超プッシュしている昨今。
本来なら、子猫が外にいるなんておかしな話なんです。
しかし、まあ~、いますよね、子猫。
とくにいま、6月は春に生まれた子猫が自分でちょろちょろ動き回る季節。
見つけちゃうことだってあります。
ほら、こんな風に。
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昼間、WEB会議をしていたら、突然のオトートからの電話×2度。
家族に何かあったのではないかと折り返すと…
「おねーちゃん!猫拾っちゃったんだけど、この後どうしたらいいっけ?」
…。
我がオトート、先月で35歳になりました。
しかし、いまだに、”おねーちゃんは何でも知っている”のオトートらしい発想です(笑)
聞けば大通りに子猫がちょろちょろしていて、みんなでヒヤヒヤしながら見ていたそうで、救出に行ったのだそうです。
それはエライ。
しかし、無鉄砲(笑)
ま~、保護してしまったものは仕方ない。
今回私たちが取った(というか、現在進行形で取っている)方法をお伝えします。
子猫を拾ったらすべきこと
1.動物病院へ
子猫の体温が下がるのは命取りになるので、まず毛布などで保温し、急いで動物病院へ連れて行きます。
お腹に虫を飼っていたり、耳ダニやノミ、真菌などがある場合は人間にも影響があるので、病院でチェックしてもらいましょう。
オトートが子猫を保護したお昼の時間帯は、動物病院が閉まっていることが多かったらしく、何件か問い合わせてやっとつながったそうです。
ちなみに、長野市のタルタ動物病院さんにお世話になりました。
え?病院費用なんて出したくない?
そういう方は保護は諦めましょう。
「保護すれば何とかなる」ってのはダメです。
お金も時間もかかるのが動物なんです。
迷い猫だったら飼い主が迎えに来てくれて病院費用を払ってくれるかもしれません。(実際に私は、事故に遭った猫を保護し、病院でチラシを貼ったところ、飼い主さんが現れてくれたことがあります!)
譲渡となれば、里親さんが払ってくれるかもしれません。
でも、そうじゃないケースの方が多いです。
常にワーストケースも考えて、保護しないといけないですね💦
2.水・食事・トイレの用意
病院で診てもらったところ、2カ月半くらいとのことなので、取り急ぎキャリーバッグを家代わりにして、トイレとご飯、水の用意をします。
2カ月半なのでもう子猫用カリカリも食べられました。
3.保健所・警察署への連絡
もしかしたら飼い主がいるかもしれません。
猫はモノという扱いなので、拾った近くの警察署、管轄の保健所に届けて、迷い猫の届け出が出た場合には連絡をくれます。
4.動物病院やお店でのチラシ貼り
猫が迷ってしまっても保健所や警察署に届け出する人は、経験上かなり稀。
なので、動物病院や知り合いのお店で貼ってもらえるようなチラシがあった方が良いです。
実際、チラシを見て飼い主と出会えたケースがあります!
ということで、早速チラシをつくりました。
こんな感じ。
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このチラシを家の前にも貼っていきます。
しかし、可愛い子猫だと思いませんか✨
飼えない時は?
そう、ここが最大のポイントなのですが、オトートも、オトートの住む実家も既に猫たちがいますし、これ以上増えるのはNGということで、今回保護した子猫を飼うことはできません。
迷い猫だった、飼い主が現れた、ということになればめでたしめでたしなのですが、その可能性は低いため、来週早々にでも里親募集をしようかと考えています。
里親募集の方法は?
・地域の保健所の犬猫譲渡ページに掲載する
(いままでの経験では子猫だと結構いいペースで問合せがきます)
・自分の使っているSNSを使う
・住んでいる地域の猫ボランティア団体に聞いて、拡散などをしてもらう
悲しいことですが、子猫の譲渡というと虐待目的の人もいます。
子猫のときだけ可愛がって、大きくなったら外に出したり捨ててしまう輩もいます。
「必ず避妊去勢をして、室内飼育をしてくれる里親さん」を見分けるためにも、一度お見合いをして、その後お宅の状況もきちんと見て、契約書も交わしてから譲渡しなければなりません。
え?
そんな手間かけてる時間がない?
そういう方は保護は諦めましょう。(←二度目)
ボランティアをする側になって思ったのですが、「子猫保護しちゃったから、引き取ってほしい」はNG!!
絶対やめてほしいです。
そもそも、最近猫の保護・引き取りをしてくれる団体はあまりないですしね💦
猫の保護をしたら、もう自分で飼うか里親を見つけるまで責任があるくらいに思ってないといかんのです。
エイズ・白血病や虫のチェックだけであっさり1万円飛んでいきます。
子猫は病気になることも多いので、1か月で3万円以上飛ぶことだってザラ。
万が一、保護してくれる団体があったら、猫のあしながオジサンになってやってください^^;
出会いは「どうしよう~。飼えないよ~」と思っていても、実際に保護してお世話していくうちに、可愛くてたまらなくなっていくかもしれません。
私は子どもはいませんが、猫のもたらしてくれる幸せは子どものそれと同じじゃないかななんて思ってます。
拾った猫を飼えるのあればそれが一番!
なんだけど、このままこの子猫を実家&オトート宅で飼うことになったら困ったもんだなあというジレンマ!
今回保護した猫にとって良い結果が出るまでオトートをサポートしていこうと思います!
あ、というワケで、長野市昭和通り近くで拾った猫、保護してますので、お心当たりのある方、お願いします。
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